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吉﨑和彦 「フランシス・アリス展」
Kazuhiko Yoshizaki [ Francis Alÿs ]

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About the Exhibition

サーファーが波に乗るようなものだよ。 そう言って、すらりとした長身の男は竜巻の中へ飛び込んでいく。 メキシコシティの雑踏の中でも、イスラエルとパレスチナの境界線上であっても、 常に同じ軽やかさをもって、アクションをおこしてきた。 それがアリスの世界の歩き方。 今、最も注目すべきアーティスト、待望の日本初個展。 砂塵を巻き上げる竜巻の中へカメラ片手に突入する。朝から晩まで、...

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会場: 東京都現代美術館

会期: 2013年4月6日~9月8日

About the Speaker

吉﨑和彦(よしざき・かずひこ) 1980年生まれ。東京都現代美術館学芸員。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ現代芸術論修士課程を修了。「フランシス・アリス展」を企画。

About the Artist

Francis Alÿs (フランシス・アリス) 1959年ベルギー、アントワープ生まれ。現在メキシコシティ在住。 ヴェネツィアで建築を学んだ後、1986年メキシコシティに渡り、前年の大地震で大きな被害を受けた同地の復興活動に約ニ年間従事することになる。その後も建築家として働くも、90年前後よりアーティストとして作品を制作し始める。主にメキシコやラテンアメリカの社会状況の寓意に満ちた作品を制作し、その形式はアクション、映像、絵画、写真など多岐にわたる。90年代後半よりヴェネツィア・ビエンナーレやイスタンブール・ビエンナーレなどに招待され、国際的に注目される。2010年大規模個展がロンドンのテート・モダンで開催され、翌年にはニューヨーク近代美術館に巡回。2012年には、5年に一度の国際展「ドクメンタ13」(ドイツ、カッセル)に 参加。 1959年 ベルギー、アントワープで生まれる。 1978-83年 Institut d’Architecture de Tournai(ベルギー、トゥルネー)にて学ぶ。 1983-86年 Instituto Universitario di Architettura di Venezia(ヴェネツィア)にて学ぶ。 1986年 メキシコシティに移住。 1998年 第24回サンパウロ・ビエンナーレに参加。 1999年 第48回ヴェネツィア・ビエンナーレに参加。 2001年 第7回イスタンブール・ビエンナーレ、第49回ヴェネツィア・ビエンナーレに参加。 2003年 ローマ現代美術センターにて個展「預言者と蠅」を開催。その後、クンストハウス・チューリヒ、ソフィア王妃芸術センター(マドリード)等に巡回。 2006年 SCHAULAGER(スイス、バーゼル)にて個展「サイン・ペインティング・プロジェクト(1993-1997)」、      ハーシュホーン美術館(ワシントン)にて個展「ブラック・ボックス」を開催。 2010年 テート・モダン(ロンドン)にて個展「虚偽の物語」を開催。その後、Wiels(ベルギー、ブリュッセル)とニューヨーク近代美術館へ巡回。 2012年 ドクメンタ13(ドイツ、カッセル)に参加。

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